Googleマップの運用を業者に頼むと、1年でいくらかかって何が変わる?

Googleマップの運用を頼むと1年目54万円・2年目から36万円(税別)

Basiy が運用してきたお店では、Googleマップの運用を1年続けると、プロフィールの閲覧数、ホームページへのアクセス、電話ボタンのタップといった数字が、目に見えて右肩上がりになっていきました。一方で、ホームページに来た人がお問い合わせまで進むかどうかは、MEO で解決する問題ではありません。そこは、ホームページの課題です。

変わったかどうかを確かめるときは、閲覧数だけでなく、電話ボタンのタップやルート検索といった「行動の数」も見てください。Basiy の記事では、支援先の数字を集計して、お店の側で変えられるのはこの行動の数だと書いてきました(Googleマップで選ばれるお店とスルーされるお店、差は閲覧数ではありませんでした)。

費用のほうは、Basiy の MEO 運用代行の場合、初期費用が 180,000円、月額が 30,000円で、ご契約期間は1年です。いずれも税別です。1年続けると、180,000円 + 30,000円 × 12か月で、合計 540,000円(税別)になります。2年目も続ける場合は月額だけなので、1年で 360,000円(税別)です。2026年11月時点の内容です。

この記事では、その 540,000円に何が含まれているのか、Googleマップの順位がそもそも何で決まるのか、業者に頼むのと自分でやるのでは何が違うのか、払う価値をどう考えればよいのかを書きます。

Googleマップの運用とは、何をすること?

Googleマップに出るお店の情報は、Google ビジネス プロフィールというものです。住所、営業時間、連絡先、写真などを載せて、Google 検索や Google マップにお店の情報を表示します。Google によると、表示するには、プロフィールを追加または申請してから、オーナー確認を行う必要があります(Google「ビジネス プロフィールを編集する」)。

プロフィールそのものは、追加料金がかからないツールです。Google は、管理を請け負う業者に対して、管理サービスが有料であることと、ビジネス プロフィールそのものは追加料金がかからないことを、お店に伝えるよう求めています(Google「ビジネス プロフィールのサードパーティ ポリシー」)。

つまり、プロフィールを作って情報を載せるだけなら、お金はかかりません。業者に頼む費用は、その先の「整えて、続ける」作業に払う費用です。MEO 対策(マップエンジン最適化)は、Googleマップで「地域名+業種」と検索されたときにお店が見つかりやすくなるよう、プロフィールを整えて運用することを指します。

Googleマップの順位は、何で決まる?

Google は、ローカル検索の結果は、主に「関連性」「距離」「知名度」にもとづいて表示されると説明しています(Google「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」)。

  • 関連性: 検索した言葉と、プロフィールがどれだけ合っているか。ビジネスについて、より的確な情報を載せると高められる
  • 距離: 検索した人の位置から、お店までどれだけ離れているか
  • 知名度: お店がどれだけ広く知られているか。ビジネスにリンクしているウェブサイトの数やクチコミの数などの情報にも基づいていて、クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなる

同じページには、Google はランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じていない、とも書かれています。

このうち距離は、検索した人の位置で決まるので、お店の側では変えられないと私は考えています。関連性は、的確な情報を載せることで高められるとされています。Basiy の運用では、この情報の整備と、口コミの集め方の提案、口コミへの返信を行っています。

1年の費用 540,000円には、何が含まれている?

Basiy の場合、初期費用と月額で、行うことが分かれています。

初期費用(180,000円・税別)で行うことは次の4つです。ヒアリングから1週間ほどで、運用を始めます。

  • ヒアリング(1時間ほど): お店の強み、来てほしいお客様、伝えたいことを伺う
  • Googleビジネスプロフィールの整備: 業種、説明文、写真をお店に合わせて整える
  • キーワードと掲載情報の見直し: 「地域名+業種」で見つかるように、載せる言葉を決める
  • 口コミ用 POP の作成: 店頭に置ける POP のデータをお渡しする

月額(30,000円・税別)で行うことは次の5つです。

  • 最新情報の投稿代行(週2回)
  • 口コミへの返信と、写真の投稿代行
  • 毎週の閲覧数・検索数の記録と、レポートの共有
  • 口コミを増やすための施策のご提案
  • 月に1回ほどお伺いしての打ち合わせ

一つひとつの作業は、整備、投稿、口コミ返信という地味なものばかりです。整備の中身は Googleマップで選ばれるお店がやっている地味な整備の全部 に、手順ごとに書いています。Basiy に頼んでいただく場合は、上の作業を Basiy が行います。

頼んだ後に、何が変わる?

Basiy に頼んでいただくと、上の月額の作業のとおり、投稿(週2回)と口コミへの返信は Basiy が行い、閲覧数・検索数は毎週記録して、レポートでお伝えします。

Basiy が運用している、水回りリフォーム会社と歯医者の数字です。どちらも、運用を始めた最初の4週間と、2026年10月の4週間を、Googleビジネスプロフィールの管理画面の値で比べています。

  • 水回りリフォーム会社(運用 約2年): プロフィールの閲覧数 604回 → 1,550回、ホームページへのアクセス 25件 → 47件、電話 0件 → 24件、ルート検索 167件 → 273件
  • 歯医者(運用 約1年11か月): プロフィールの閲覧数 5,537回 → 7,474回、ホームページへのアクセス 389件 → 552件、電話 107件 → 133件、ルート検索 168件 → 215件

数字は、季節やお店の事情でも動きます。すべてのお店で同じ結果になることをお約束するものではありません。同じ数字は、MEO運用代行のページの「運用の実績」にも載せています。閲覧数の記事でもこの歯医者の数字を取り上げていますが、そちらは運用3ヶ月目と直近3ヶ月の平均を比べているので、ここの数字とは一致しません。お店が今どの位置にいるのかは、MEO対策の自己チェック の6項目でも点検できます。

業者に頼むか、自分でやるか。どう決めればいい?

決める材料は、お店が使える時間と、続けられるかどうかです。

自分でやる場合、ビジネス プロフィールそのものには追加料金がかかりません。かかるのは、お店の人の時間です。投稿、口コミへの返信、数字の確認を、営業の合間に続けることになります。投稿の頻度は、Basiy の記事では目安を週1回としていて、Basiy の支援先では検証も兼ねて週2回で運用しています(Googleマップで選ばれるお店がやっている地味な整備の全部)。

分かれ目は、まず自分の本業が何かを自覚することだと私は考えています。

スタッフに任せる場合は、Webマーケティングのプロと同じ仕事を頼むことになります。Googleマップの運用は成果が分かりにくい仕事なので、それをどう評価して、給料にどう反映するかも決めておく必要があります。プロに任せないなら、マーケティングの勉強を続けることも欠かせません。

運用を仕事にしている業者なら、毎日いくつものお店の運用をしているので、知見がたまり、最新の情報にもアンテナを立てています。そのうえで、全体を見て改善できるところが違うと私は考えています。

費用は、時給に換算して比べてみてください。月に数時間から数十時間の作業を業者に任せれば、代表やスタッフにその時間が空きます。その時間を本業に使ったほうが、売上が上がるのではないか。月に数万円の費用と、代表やスタッフの時給とを並べて考えてみてください。

一方で、資金の面から、いまは自分で運用すると決めているお店もあると思います。その場合は、Googleマップで選ばれるお店がやっている地味な整備の全部やMEO対策の自己チェックが、続けるときの手がかりになれば幸いです。

1年で 540,000円を払う価値は、どう考えればいい?

Basiy は、この費用を、MEO 運用代行の料金としてより、Web担当者を1人迎えるための人件費として見ていただきたいと考えています。そのうえで、いちばん大事なのは費用対効果です。初年度は 540,000円(税別)、2年目からは 360,000円(税別)です。この費用を、Googleマップからの契約が年に何件増えれば回収できるかで考えてみてください。

たとえば建設業です。一般財団法人建設業情報管理センターの「建設業の経営分析(令和6年度)」によると、大会社を除いた建設業者の売上高総利益率(粗利の割合)は、全体で26.50%、業種別では建築が20.25%、設備が30.67%です。粗利率30%の会社が100万円の契約を1件取れれば、粗利は30万円です。Googleマップからの契約が年に2件増えれば、粗利は 600,000円になり、初年度の 540,000円を回収できます。3件目からの粗利は、まるごと手元に残ります。

反対に、単価が低いお店や、利益率がとても低いお店では、Googleマップからの新規のお客さまが月に5件から数十件ないと、運用の費用を回収できないと私は見ています。ここをどう見るかが、判断の分かれ目です。

ただ、Googleマップの運用は、あくまで知ってもらうための施策です。それだけで、売上の課題がすべて解決するわけではありません。SNS やホームページも含めて、実際にどこに課題があるのかを、改めて考える必要があります。

契約の前に、確かめておきたいことは?

金額の前に、どんな内容をやってくれるのかを確かめてください。売上の保証や、順位の成果報酬はおすすめしません。投稿するだけで、数字の分析も改善の提案も無い業者にも、頼まないほうがよいと考えています。Google のポリシーや、ステマ規制(景品表示法)に触れる方法をとらないかにも、注意が必要です。オーナー権限や契約書など、契約前に確かめたい5つは、MEO業者の選び方|契約前に確かめたい5つにまとめています。

Google の仕組みは変わりますし、AI による検索も広がっています。運用して終わりではなく、変化に合わせて改善を続けているかも見てください。これは、Basiy 自身も気をつけていることです。

まとめ

  • Basiy の MEO 運用代行は、初期費用 180,000円 + 月額 30,000円(いずれも税別)、契約期間1年。1年目の合計は 540,000円、2年目からは 360,000円(いずれも税別)
  • Google ビジネス プロフィールそのものは追加料金がかからない。Basiy に払う費用は、整えて続ける作業に対するもの
  • Google は、ローカル検索の結果は主に関連性・距離・知名度にもとづいて表示されると説明していて、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには応じていない
  • Basiy が運用してきたお店では、1年続けると、閲覧数・ホームページへのアクセス・電話などの数字が上がっていった(すべてのお店で同じになるとは限らない)。ホームページからのお問い合わせは、ホームページの課題
  • 自分でやるか頼むかは、本業に使える時間と、スタッフに任せる場合の評価の仕方で考える
  • 払う価値は、Googleマップからの契約が年に何件増えれば回収できるかで考える

料金とサービスの内容は、MEO運用代行のページの料金 にまとめています。Googleマップの運用をどう進めるかで迷ったら、LINE からお気軽にご相談ください。

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